◎〔NY天然ガス市況〕ほぼ横ばい=週間では小反発(20日)
2018/07/21 09:02
 20日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の天然ガス相場は、ほぼ横ばい。熱波の影響でカリフォルニア、テキサス両州の電力需要の増加が買い材料となったが、米国内の他地域ではそれほど高温にならないとの予報が売り材料だった。
 8月当ぎりの清算値は1.2セント(0.4%)安の100万BTU(英国熱量単位)当たり275.7セント。週間では1%弱上昇し、5週ぶりに反発した。
 テキサス州では19日、家庭向けと法人向けの電力消費量が2日連続で過去最高を記録した。この先数日には冷房稼働の拡大に伴い、電力消費量が一段と増加すると予想されている。(ロイター時事)

[時事通信社]