◎〔NY白金〕3日ぶり反発、1400.20ドル=パラジウムも高い(18日)
2025/09/19 03:52
白金は3営業日ぶりに反発。10月きりの清算値(終値に相当)は前日比23.60ドル(1.71%)高の1オンス=1400.20ドルとなった。
パラジウムは4営業日ぶりに反発し、12月きりの清算値は前日比13.10ドル(1.12%)高の1187.60ドル。
白金、パラジウムともに最近の下落基調を受けて安値を狙った買い戻しが入った。朝方発表された米新規失業保険申請件数は前週比3万3000件減の23万1000件と、市場予想よりも良好な内容。一方で、米民間有力会社コンファレンス・ボードが発表した8月の景気先行指数は前月比0.5%低下と、市場予想(ロイター通信調べ)の0.1%低下よりも悪化。強弱まちまちの内容を受け、白金族相場は一時売り買いが交錯した。
米連邦準備制度理事会(FRB)は17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で急減速した雇用情勢を下支えするため、大方の予想通り、政策金利を0.25%引き下げることを決定した。白金、パラジウム相場は前日のFOMCの結果発表後に売りが優勢となっていた。(ニューヨーク時事)
[時事通信社]