◎〔東京外為〕ドル、157円台半ば=米大統領の円安懸念で軟化(28日午前9時)
2026/09/28 09:02
28日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、片山さつき財務相が先週末、「(日米首脳会談で)米大統領から円安懸念が示された」と述べたことが圧迫要因となる中、1ドル=157円台半ばに軟化している。午前9時現在、1ドル=157円42~44銭と前週末(午後5時、158円08~09銭)比66銭のドル安・円高。
前週末の海外市場では、片山財務相の発言が引き続き売り要因となり、米国時間の序盤には一時157円を割り込んだ。その後は米長期金利が高止まりする中を下げ渋り、中盤以降は157円00~30銭前後のレンジ圏でもみ合った。終盤は157円20銭台で推移した。
週明け東京時間の早朝は買いが先行し、一時157円60銭台まで持ち直した。その後はやや伸び悩んでいる。市場では「前週末に大幅に下げた後を受けた押し目買いが入ったのではないか」(為替ブローカー)と指摘される。ただ、「米大統領が円安に懸念を表明したことで、ドル円は上値を追いにくい」(大手邦銀)ため、目先は「157円台半ばを軸にもみ合うのではないか」(同)とみられる。また、週末には米雇用統計の発表を控え、「方向感は出にくい」(同)との声が聞かれる。
ユーロは対円で下落。対ドルは小幅安。午前9時現在、1ユーロ=179円11~13銭(前週末午後5時、180円06~08銭)、対ドルでは1.1378~1378ドル(同1.1390~1390ドル)。(了)
[時事通信社]